【相談】プロペシアとミノキシジルを飲むのを止めたら抜け毛が増えてきた｜逆襲のAGA治療体験記

【相談】
プロペシアとミノキシジルを飲んで約1年かかりましたが髪が生えて薄毛が気にならなくなりました。
十分だと思ったのでプロペシアとミノキシジルを飲むのを止めて半年ほど経つのですが、また抜け毛が増えてきてしまいました。
こんなことってあるのでしょうか？

本当はAGA治療をしてもらった病院の先生に聞いた方がいいと思いますが、私でわかる範囲でお答えします。

残念ですが、AGA（男性型脱毛症）は体質的な問題であって、完治はできません。

AGA治療でAGAによる抜け毛を防いだり、発毛を促進して髪を生やし、薄毛を改善することはできます。しかし、AGA治療をやめれば再びAGAが進行して抜け毛が増えてしまうのです。

AGA治療薬として飲むプロペシアには、AGAの進行を食い止める（AGAによる抜け毛を防ぐ）効果があります。

①男性ホルモンの一種であるテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつき、DHT（ジヒドロテストステロン）となる。

②DHT（ジヒドロテストステロン）がさらにアンドロゲンレセプター（男性ホルモン受容体）と結合する

③その結果、まだ抜ける段階にない髪にまで誤った信号を発し、抜け毛にしてしまう

DHT（ジヒドロテストステロン）とアンドロゲンレセプター（男性ホルモン受容体）が結びつきやすいかどうかは体質的なものです。
要はAGAになりやすいかどうかは体質ということです。
ちなみにこの体質は遺伝しやすいです。

上記の通り①→②→③でAGAによる抜け毛が増えてしまうのですが、プロペシアは①のテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結び着くことを阻害します。

つまりAGAの原因であるDHT（ジヒドロテストステロン）を発生させないという事です。

DHT（ジヒドロテストステロン）を発生させなければ誤った脱毛シグナルは出されないので、AGAによる抜け毛は止まります。これがプロペシアの効果です。
抜け毛を減らしている間にミノキシジルで発毛させるのがAGA治療です。

テストステロンが5αリダクターゼが結びつくのをブロックしていたプロペシアを飲むのを止めると、再び>DHT（ジヒドロテストステロン）が発生してしまいます。

つまり①→②→③とすすんでAGAによる抜け毛が増えてしまいます。

プロペシアは一時的にブロックをするだけで、根本的な治療をしているわけではありません。
プロペシアを止める＝ブロックがなくなるので、再びAGAによる抜け毛が増えてしまうのです。

AGA治療薬を飲むのを止めると、再びAGAによる抜け毛が増えて薄毛になってしまいます。
では一生プロペシアとミノキシジルを飲み続けなければいけないのか？
その必要はありません。

私自身がAGA治療（プロペシアとミノキシジルを飲用）で髪を増やしましたが、その後AGA治療薬を飲むのを止めています。

今は育毛剤だけで髪を維持しています。（詳しくは私のAGA治療法参照）

例えば年齢的にかなり上になり、周りがほとんど禿げているとしたらどうでしょうか。
おそらく「もういいや」となるのではないでしょうか。

私が銀クリさんでAGA治療を止める時に「また禿げちゃいますかね？」と相談した時に、『AGA治療で髪が生えると分かったのですから、薄くなったらまたAGA治療すればいいじゃないですか』と言ってもらいました。

そうなんです。
プロペシアとミノキシジルの効果が実感出来れば、いざとなったらまた飲めばいいと思えるはずですよ。

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