AGA治療薬を使うタイミングについて
AGA治療薬にはいろいろな種類があり、「使うタイミング」もそれぞれ異なります。
プロペシア
まず、「フィナステリドが配合された内服薬（プロペシアなど）」の場合ですが、これは食事の有無によって吸収率は影響されません。
つまり、「このタイミングでなければならない」ということは決まっていないので、食前・食後・食間のいずれのタイミングでもよいということです。
このタイプの薬として最も有名な「プロペシア」だと、１日１錠というのが基本的な用量です。
これを、自分に都合のよいタイミングで飲めばよいのですが、「毎日欠かさない」ということと、「医師の指示の下に服用する」ということが重要です。
ミノキシジル
次に、「ミノキシジルが配合された外用薬」の場合、朝と夜の２回がよいとされています。
しかし、朝はそのまま頭皮に塗ればよいのですが、夜はやや気を付けなければならないことがあります。
ミノキシジルは、毛穴に皮脂などが詰まっているとしっかり浸透してくれないことがあるので、よく頭を洗ってから塗るようにしましょう。
また、「用量以上は使わない」ということも重要です。
ミノキシジルには、頭痛やめまいなどの副作用がありますが、用量以上を使うと、それらの副作用が起きやすくなります。
そして塗った後は、浸透させるために２時間ほどそのままの状態を維持する必要があります。
その間に汗をかいたりすると、本来の効果が得られないこともあります。
ザガーロ
そして、「ザガーロ」の場合ですが、これはフィナステリドが配合された内服薬とだいたい同じと考えてよいでしょう。
つまり、１日１錠を自分の都合のよいタイミングで飲めばよいということです。
これらの他に、クリニック独自の治療薬も存在しますが、それらについては、そのクリニックの指示に従ってください。
AGA治療にかかる期間はどれくらい？
AGA治療をすると、薄毛が治る可能性があるので、薄毛の原因がAGAであるかどうかの確認も重要ですが、仮にそうだったときには迅速に治療を開始することが重要です。
そして、気になるのはAGA治療をしたときに完治するまでにかかる期間です。
AGA治療というのは即効性などはあるのか？気になる人もいるかもしれませんけど、基本的にはAGA治療には即効性はありません。
AGA治療というのは、髪の毛が生えてくるサイクルに沿って行われるので、髪の毛の生えるサイクルというのが割と時間がかかるため、AGA治療に関しても時間がかかってしまうのです。
AGA治療を開始してもすぐには効果は実感できないと思います。
なぜならば、薄毛治療において効果を実感する瞬間というのは、毛髪量が増えてきたというときだと思うのです。
しかし、AGA治療というのは最初に抜け毛の量が減ってきて、その後に毛髪量が増えてきていくという過程になるので、実際に髪の毛の量が増えてきたと実感できるまでには割と時間がかかるのです。
だから、AGA治療は即効性がないどころから、時間がかかることを覚悟しないといけないのです。
具体的な期間が気になると思うのですが、これに関しては個人差がかなりあるので、正確には言えません。
最低でも数か月はかかると思った方が良いでしょうし、長い人は１年以上かかる可能性もありえます。
薄毛の悩みというのはAGAだけに限らないかもしれませんが、すぐに治るということは基本的にはないのです。
したがって、AGA治療をするときには気長に待てる精神力のようなものは必要になります。
ケースバイケースで治療の進捗度合いも変わりますし、いつ治るのか？というのが予想できないという特徴があるのがAGAであり、薄毛の治療になるので、そこは知っておきましょう。
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