AGA治療法の1つ 自毛植毛の難点
AGA治療の最終手段といえるのが、「自毛植毛」です。
文字どおり、自分の髪の毛を移植するという方法です。
AGAは生え際と頭頂部が薄くなるのですが、側頭部や襟足は薄毛になりません。
これはAGAによる脱げの原因となる男性ホルモンが側頭部や襟足部分にはないためで、AGAの影響を受けないのです。
自毛植毛によるAGA治療は、この側頭部や襟足部分の毛根を生え際と頭頂部に植え替える施術の事です。
以前は、人工毛を移植していましたが、拒絶反応で頭皮が膿んでしまったり、抜け落ちてしまうなどのリスクがありました。
しかし、自毛植毛は自分の髪の毛を使うので、拒絶反応などが起こるリスクは格段に少なくなります。
一旦定着すれば、その部分の髪の毛は、通常と同じように成長して行きます。
年を重ねて髪が白くなってきても、他の部分と同様に白くなるので、そこだけ黒いままで残ってしまったりもしません。
また、仕上がりもかなりナチュラルな感じになります。
自毛植毛の難点
AGA治療の最終手段ともいえる自毛植毛ですが、いくつか難点があります。
植毛できる本数が限られている
後頭部や側頭部など、できるだけ目立ちにくい箇所から移植しますが、やはり自分の頭皮を使うわけですから、面積は限られてしまいます。
何本でも移植できるわけではないので、移植して増やせる鴨の量にも限界があるという事ですね。
傷跡が残ってしまう
頭皮を切り取って移植するわけですから、どうしても傷跡は残ります。
最近は横一列に切るだけでなく、スポット的に抜く方法もありますが、それでも毛根ごと移植するわけですから跡は残ります。
面積が小さければそれほどでもありませんが、何度も手術を重ねると、傷跡も大きくなってしまいます。
神経が麻痺することがある
植毛する際、移植する位置に小さな穴を開ける必要があります。
その際、神経を切ってしまうと、知覚麻痺が起こることがあります。
ただし、これは一時的な物であり、長くても3ヵ月ほどで回復します。
治療が周りの人にバレる
植毛する髪を採取種る部分は短く刈り込む必要がありますし、施術自体も手術が必要です。
施術自体は1日で終わるのですが、採取した部分は短く刈り込まれるので不自然です。
ウィッグのように隠すものもあるのですが、近くで見ればわかってしまうでしょう。
また、傷跡も1日では治りません。
長期休みを利用する以外は、周りの人に植毛したと分かってしまいやすいです。
治療費が高額
最大の難点がコレです。
はっきり言って自毛植毛の治療費は高いです。
移植する本数にもよりますが、百万以上かかることも珍しくありません。
もちろんローン等も組めますが、なかなか決断できる金額ではありません。
まずは投薬でのAGA治療
自毛植毛はAGAに影響を受けない(薄毛にならない)部分の毛根を、薄毛部分に移植します。
確かに魅力的ですが、価格面を考えるとあくまでも最後の手段と考えておきましょう。
AGA治療はやはりプロぺシアとミノキシジルなどの投薬治療からがオススメです。
プロペシア(フィナステリド)とミノキシジルと毎日一錠ずつ飲むだけで髪が生えます。
今は多くの人がネットにAGA治療体験を書かれていますが、、プロペシア(フィナステリド)とミノキシジルでAGA治療をしたケースが多いようです。
まずは自毛植毛を行っているAGA専門病院でカウンセリングを受け、しっかりと説明を聞きましょう。
料金やデメリットなどもしっかり確認しておくことをおすすめします。
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